3月10日(日)午後6時より、衣・食・住の大祖神・万民豊楽の大神と仰ぐ稲荷大神の春の大祭「初午祭」を斎行します。
初午とは、ひらたくいうと、全国の稲荷社の総本宮である伏見稲荷大社の鎮座記念日です。
伏見稲荷大社の創建は和銅4(711)年2月初午の日であるとされています。
この1300年前の初午の日、伏見稲荷大社を創建した秦伊呂具がお餅で作った的に矢を射ると、白鳥となって伊奈利山(現在伏見稲荷大社のある稲荷山のこと)に飛んでいきそこに稲が生えたそうです。
ちなみにこの「稲が生る」から「稲生(いねなり)」→「稲荷(いなり)」という言葉が生まれたとされます。
昔から多くの人が,五穀豊穣・商売繁昌を祈願してきました。
当社ではこの故実に倣い、毎年旧暦2月初午の日に初午祭を斎行しております。